白山支所(平成26年度)

 

白山支所松倉 免許取ってきました!(2015年3月)

白山支所松倉 免許取ってきました!(2015年3月)
 
 3月に入り、気候もだんだん穏やかになり、春の訪れが近いことを感じる今日この頃です。(白山市の雪はまだまだ深いですが…
 
 昨年の夏、かが森林組合に入り、もう春が近づいていることに、時の流れを感じる松倉です
 
 そんな私はこの冬、林業に携わる上で必要な資格を取得してきました
 
   
 今まで車しか運転してこなかった私にとっては、ハンドル以外に機械を操作するレバーがたくさん付いていることに面喰いながらの講習でしたが、無事講習を乗り越えることができました
 
免許を取得したことで、日々重機を駆使して作業をこなす現場の方々の大変さと、技術の高さを実感する松倉でした
   
 
 免許取得により、安全管理の大切さ学び、
 これからはさらに安全管理に努めてまいります
 
   
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森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業について(2015年1月)

森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業について(2015年1月)
 
新年明けましておめでとうございます
 
白山支所管内は昨年以上に雪が多いのですが、森林整備を続けております。今年も皆さんのご期待・ご要望にお応えするべく頑張りたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。 
 
 さて雪といえばスキーや雪遊びという楽しそうなイメージが湧いてきますが、それだけではありません。この雪のおかげで、「道路に木が倒れた」とか、「水路に木が倒れて水があふれ出した」なんて話は、山間地ではよく耳にします。私たちが整備した森林でも、平成22・23年に薬剤注入による侵入竹の除去という事業を行いましたが、その枯死した竹が雪害で折れだしていました。当初は枯死した竹は先端から折れていき、天然更新した広葉樹が次第に伸びて、侵入竹林に変わり雑木林が生まれるというイメージを描いていたのですが、なかなかうまくいかないものです
 
 そこで枯れた竹を処理するために、「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」というものを使い、伐採・粉砕処理を行うことにしました。この事業は、侵入竹除去以外に、薪の生産や森林体験学習など文字通り「森林の多面的な機能」を利用するための事業です。今はまだ粉砕機が林内へ入っていけないので、とりあえず伐採だけして雪解けを待ってから粉砕処理を行いたいと思います
   
 今年度から始まったこの事業は全国でもいろいろな取り組みに使われているようです。私たちも少しでも森林や山村のためになるように、この事業を有効に活用し、取り組んでいきたいと思います
 
 
 
薬剤注入で枯死した侵入竹
   
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種駒入荷しました!(2014年11月)

種駒入荷しました!(2014年11月)
 
 今年もこの季節になりました
白山支所でも各種種駒を続々と仕入れています
 今年は森産業と菌興では種駒の価格に若干の違いがあります。又、1,000個入りがお得になっていますので、お考えになってご購入下さいね
   
 『なめこ』や『しいたけ』のほか、取り寄せになりますが、『くりたけ』や『ひらたけ』『きくらげ』も取り扱っておりますのでご注文頂ければ幸いです。
 
 又、お届けは7月頃になりますが、『まいたけ』のホダギも販売しております
 菌が回った状態でお渡ししますので、届きましたら土に埋めて頂ければ、その年の9月下旬頃からお楽しみ頂けます。(太いホダギは翌年から発生します)
   
 皆さんも色々なきのこに挑戦してみては如何でしょうか
   
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はじめまして(*^▽^*)(2014年9月)

はじめまして(*^▽^*)(2014年9月)
 
 8月1日付で、かが森林組合白山支所に配属になった松倉です。
 これまで就いていた職業とはまったく方向性が異なる【林業】という職務内容で毎日が初めてな事ばかり。不慣れな場面も多いですが、一日も早く多くの仕事を覚えて、皆様のお役に立ちたいと考えています。ご指導の程宜しくお願いします。
   
 
 これまでの、森林や山との関係性が薄い生活から一変し、林業に携わる生活が始まり1ヶ月が過ぎました
 現場では、時には草や雑木だらけで先が見えない道、時には勾配がきつくて崖にしか見えないような道、時には川を越えなければ先に進めない道など、これまでの人生で体験したことのない道をかき分けて進んで行くことも多々あります。配属されてから、山にはまだ数えるほどしか登っていませんが、置いて行かれないように、はぐれないように頑張って登っていきます
   
 去る8月27日に開催された第59回石川県山林大会で、かが森林組合の意見発表がありアシスタントとして参加しました。私の役回りは発表者である加賀支所の辻次長の発表に合わせてパソコンを操作することでした
 説明を行う辻次長程ではありませんが、大勢の前での発表で若干緊張しました
 
 このひと月だけでも、地権者の人や現場の業者の人と逢ったり、険しい山を駆け上がったり、意見発表のアシスタントのため舞台に上がったりと、盛りだくさんのひと月でした。
 もちろんこれからもっと多くの仕事、現場がまだまだ私を待っていると思います。不安もありますがそれが楽しみであったりもします。何分不慣れな点から、皆様にご迷惑をお掛けすると思いますが、今後とも宜しくお願いします
   
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西山のブナ 雪に負けず育ってます(2014年7月)

西山のブナ 雪に負けず育ってます(2014年7月)
 
 628日に毎年恒例の白峰西山地区において行われた、農林倶楽部石川支部主催の下刈りボランティアに白山支所も参加してきました。
 時折、雨がポツリポツリと降る梅雨のこの時期ですが、雨にも負けずこの行事に、石川県の職員の方や各団体の方々が今年も50名ほどが参加をして汗を流しました。
   
 ボランティア活動は班に分かれて、下刈機や鎌を使い、10数年前に植えられたブナ・ミズナラ等の植栽地全面の下刈りを行いました。
 組合参加エリアのブナの樹高も2mを超えるほど大きくなり、もう下草と間違えて刈る心配もなくなりました。
 
 ブナ・ミズナラの成長に伴い、このボランティアもいつまで続くか判りませんが、ボランティアが続く限り参加し、雪にも負けず頑張っている樹木の成長をこれからも見守ってゆきたいと思います。
   
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再造林への取組について(2014年5月)

再造林への取組について(2014年5月)
 
昨年、ある山林所有者の方から「皆伐後の再造林をしてもらえないか」という依頼をいただきました。ここ数年、日本の人工林は成熟期を迎え、間伐に伴い皆伐も増えてきました。
   
 
  地拵え前は笹・ツル類・イバラ等が繁茂
 植栽してからの年齢(「林齢」といいます)が80年を超す山林も珍しくなくなってきて、山から木を伐りだして利用していくことが求められる中、同時に山林所有者の方が伐採後の山林をどう生かすかと心配されるのは、当然のことといえます。
   
 通常の新植と違うところは、地拵えの際の林地残材の処理と、切り株を避けて植栽間隔を調整する作業でした。現場は白山ろくでも比較的降雪量の少ない個所ですが、それでも県内の他の地域と比べれば残雪が多いところです。雪だまりになりそうな所へ残材を移動し、なるべく日当たりのいいところを選んで植栽してみました。
   
 
  植栽完成!今後は下刈りなども必要です。
 植栽面積は0.4haほどで、600本のスギ苗を植栽できました。数十年後に立派なスギ林として成長してくれることを祈ります。
   
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<<かが森林組合>> 〒923-0181 石川県小松市長谷町ヨ244番地 TEL:0761-46-1341 FAX:0761-46-1177