小松支所 令和元年度

 

令和2年3月

令和2年3月
 
        『令和2年は、小松市制80周年です』
 
 令和2年は、『小松市制80周年』となる記念の年ですいままで小松支所でも小松市と共に森林へ記念となる植林を行い、たいせつに地元の方と管理を行ってきましたsmiley
 
 さかのぼること30年前、『市制50周年記念』では、日用町で、ヒノキの植林を行いました今までは、下刈、雪起こし、除伐、枝打ち等の保育作業ばかりでしたが、今年は利用間伐を実施し、材の搬出を行いました5年前に小松市の木場潟で行いました平成27年全国植樹祭のテーマ『木を活かし 未来へ届ける ふるさとの森』に一歩近づいたような気がしました
   
 (間伐を行い、森林が明るくなり、残された木の成長が期待できます)
 
   
    (30年前の記念植樹に参加頂きました方の名簿です)
 
 
 
 また、10年前の『市制70周年記念』では、大杉町で、サクラ(品種は小松乙女)の植林を行いました今年は、暖冬で、今でも林道が通行でき、サクラの開花~満開がすべて楽しめそうです
 
   
   (記念植樹のサクラも成長し、花見も出来るようになりました)
 
   
        (3年前(平成29年4月)の開花状況です
      (小松乙女はソメイヨシノより白い花が咲きます)
 

 
記念植樹を手伝って頂きました方をはじめ、たくさんの方が、当時を思い出し、ぜひ現地へ足を運んでいただき、みなさんで、未来に届けていただけたらと思います
 
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
 

令和2年1月

令和2年1月
 
新年あけましておめでとうございます皆様お正月休みはどのように過ごしましたか私は祖父に山林の境界を教えてもらいに行きました
なぜ正月休みに・・・と思われるかもしれませんが、そのきっかけとなったのは、年末に組合の山林境界のデータを整理していた時です
なんとその中に私の祖父が写っている写真が
   
 
 
 
 
  ← 10年前の祖父です
   
確認すると平成22年に立会いしたもので、私が中学生の時でした今まで自分の山林にあまり関心が無かったのですが、どうしてもこの機会に一度確認しに行こうと思い立ち、現地に向かうことにしました
現在、祖父も高齢で、山奥まで歩く事が出来ないので、道ぶちから見える所の確認のみとなりましたが、大切な確認ができたと思います

祖父が立会いしてから10年が経過し、私も社会人になりました縁あって昨年より組合で山林境界に携わるようになり、今の祖父では現地確認できない所まで記録してある組合の資料に改めて山林境界を伝えていく事の大切さを知りましたenlightenedそして山林の境界明確化は、時間との勝負だと思いました
 
今後、もし皆様のもとに、境界立会いのご案内が届きましたら、大切な山林を後世に伝える為に、是非とも立会いのご参加を宜しくお願い致します

申し遅れましたが、私は昨年4月より境界管理室に配属の「開地 陸」と申します。まだまだ分らない事が多いですが、一生懸命に頑張ります宜しくお願い致します
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
 

令和元年11月

令和元年11月
 
10月20日の日曜日、「能美里山ファン倶楽部」主催の「里山へ行こう」が能美市仏大寺町で開催され、参加してきました
 
当日は、午前中曇りでしたが、お昼からは晴天となり、「ほっこりカフェ」やオカリナ演奏に合わせ人形劇などありました
組合のブースは、もちろんおなじみの木工クラフトです
なんと、4年連続木工クラフトに参加してくれた子ども達がいましたenlightened
   
ありがとうございます!(^^)!
では、ここで今回参加して頂いた子供たちの作品を一部紹介しまーす
   
今年は、昼食を食べる時間がなく、子供たちが一生懸命作品を作っている最中に横目で見ながら食べましたcheeky(苦笑)
来年も、皆さんの参加をお待ちしておりま-す)^o^(

 
 
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
 

令和元年9月

令和元年9月
 
残暑続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか

先日、森林林業にかかわる活動を行っている「小松市林業研究グループ」の総会が、大杉町の「ゆるぎ荘」で行われました
当日は11名の会員の参加があり、昨年度の活動報告や今年度の計画などが話し合われました
昨年の活動報告では、視察研修で輪島バイオマス発電所を見学し、山に残されていた林地残材の新しい活用方法を学んできたこと、また保育作業で「憩いの森」で草刈作業を行い爽やかな汗を流したことが報告されましたsmiley
今年は林業教室の一環としてツリークライミングなどを計画して若者の参加を目指しています当林研グループも平均年齢が高くなり、若返りが必要な時期が来ており、これからは若い方にも興味を持ってもらえるイベントなどを計画し、多くの方が参加してもらえるようにと考えております
自然、山などに興味をお持ちの方は、林研グループへの入会をお待ちしています
是非ご検討よろしくお願いします

PS、総会で食べた「ゆるぎ荘」の蕎麦おいしかったです^m^
   
 
 
 
 
【総会】ゆるぎ荘にて
 
 
 
 
 
 
【視察研修】輪島バイオマス発電所
 
 
 
 
 
【保育作業】「憩いの森」草刈作業
草刈六銃士!!
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
 

令和元年7月

令和元年7月
 
夏になり、蒸し暑い日が続いていますが、夏バテなど皆様大丈夫でしょうか
こんな時は美味しいものを食べて元気を出したいですよね
美味しいものと言えば、焼肉、お寿司等々・・ありますが、今回ご紹介したいのが「ジビエ」に関する話題です

 
   
牡丹鍋にウインナー、スモークハム・・・ジビエって美味しそうだと思いませんかlaugh
 
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です
 
石川県でも提供される飲食店もあったり、加工肉の販売が行われている所もありますが、まだまだ一般的ではないように感じます
今までは山の獣害でもある「イノシシ」を処理して食べるまでの工程が難しく、一般に流通しにくい面がありました
 
そんな中、画期的な施設が小松市に完成しました
 
「Gibier Atelier 加賀の國」です
   
令和元年6月27日に竣工式を迎えたこの施設ですが、南加賀で捕獲したイノシシの解体から精肉加工までを手掛け、北陸三県で最大となる年間1,000頭を処理する予定との事
早ければ7月中に精肉の販売を始めるほか、特産品の開発も計画し、将来的には首都圏での販売も予定しており、「南加賀のジビエ」を全国にPRしていくそうですenlightened
全国的に増加しているイノシシの農業被害、これは地元の南加賀管内でも深刻です
これまでは南加賀には処理施設がなく、管内で捕獲する年間約1,500頭のイノシシは焼却処分していましたcryingしかし、施設の完成で、捕獲したイノシシを有効活用ができるようになり、小松市ではジビエの加工品をふるさと納税の返礼品とする予定との事です
   
今まで里山の厄介者であったイノシシ、目線を変えて、うまく付き合っていく機会となってくれたらと思います
 
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
 

令和元年5月

令和元年5月
 
小松市には海岸沿いに防風林として松が植林されていますが、かが森林組合では毎年、5月下旬から松を守る為の薬剤散布事業に携わっています
 
防風林は海からの強風や、塩分を含んだ潮風、また、飛砂から住宅などを守る為にありますが、線虫が松に潜入して繁殖すると、水の通り道をふさぎ松が枯れてしまいます潜入を防ぐには、松に直接薬剤を注入する方法と、ヘリコプターや散布車を使って散布する方法があります
 
海岸沿いの松は広範囲に植林されており、道路に隣接しているため、散布の方法で事業をしております

私は入社してから防風林の様子を観察していましたが、年々枯松が多くなっているように感じました
 
少しでも多くの松を守る為にも、この事業を継続して行う事が大切だと思います
また、石川県では松を新たに植林するなど、保育にも力を入れていますので、今後もこの事業に携わりたいと思います
 
   
*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。
<<かが森林組合>> 〒923-0181 石川県小松市長谷町ヨ244番地 TEL:0761-46-1341 FAX:0761-46-1177