新年あけましておめでとうございます。
組合員の皆様には、日頃より当組合の事業運営にご理解、ご協力を賜りありがとうございます。また、県・市をはじめ協力事業体など関係の皆様にも多大なるご支援、ご協力をいただきましたこと心よりお礼を申し上げます。
さて昨年8月、加賀地方を中心に記録的な豪雨に見舞われ各地で河川が氾濫し住宅への浸水や道路の冠水が相次ぐなど大きな被害となりました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
森林関係では特に林道の被害が著しく、路体の決壊や暗渠の閉塞など車で入れなくなった林道も多かったのですが、被害調査には、地元の役員、林産組合長さんに協力をいただき迅速に進めることが出来ました。改めて感謝申し上げます。
林道は林業経営の基盤であり森林を管理する要であることから早期の復旧を望む声が多く、組合で直せる軽微な被害については順次、補修作業を進めていますがあまりにも被害箇所が多くまた、甚大でもあるため国などの事業による復旧には、今しばらく時間がかかるようです。組合員の皆様にはご不便をおかけしますがもう少しお待ちいただけるようお願いを申し上げます。
災害の影響が心配された令和4年度の組合事業ですが、皆様の協力のおかげで当初の計画を概ね達成できそうな状況です。
特に今年度はこれまで組合が特に力を入れ進めてきた皆伐・再造林が順調で「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林資源の循環利用と持続可能な林業経営を目指し、所有者さんへの更なる利益還元と組合の安定経営の両立に積極的に取り組んでいます。
今年も職員一同、組合員の皆様から安心して森林の経営や木材の販売を任せられる組合組織となれるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。