白山支所(2013.9)

 

消防署員の方々への目立て講習について(2013.9)

消防署員の方々への目立て講習について(2013.9)
 
先日、松任消防署の特別救助隊の方から「チェンソーの目立てについて講習会を行っていただけませんか。」という依頼がありました。消防署の隊員の方々は、チェンソーはエンジンをかけたりして点検を行ってはいるものの、実際に目立てをすることが少なく、本来のチェンソーの切れ具合というものを体験したことがないとのことでした。阪神淡路大震災のときも、現場で目立てができる隊員の方が少なく、とても苦戦したそうです。
 
 
 
 災害の現場と森林整備の現場という違いはあるものの、何かお役に立てるならばと思い、目立て講習会を行うことを了承しました。

当日は消防指令の方のあいさつの後、10名以上の隊員の方が参加してくれました。隊員の方たちは皆、真剣なまなざしで目立ての様子を観察したり、またご協力をお願いしたチェンソー販売代理店のかたのアドバイスに聞き入っていました。

1分1秒を争う過酷な状況で、チェンソーのわずかな切れ味の違いが作業全体に影響するというのは決して言い過ぎではないと思います。隊員の皆さん自身がそれを身に染みて感じていたのだろうという気がしました。
   
 目立て後の切れ味を体感
 
 
 今回は時間も短かったのですが、これを機会にまた次回の講習会を行いたいと思いました。森林組合でも、災害現場協力や防災など、森林整備以外にもできることがあるかもしれないと感じた1日でした。
 
 八幡
 
 
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