白山支所 平成27年度

 

循環型林業を目指しての第一歩(2016年3月)

循環型林業を目指しての第一歩(2016年3月)
 
 先日開催致しました「平成27年度座談会」におきましては、多くの組合員さんに参加をいただきましてありがとうございました。
 座談会でのプロジェクターによる報告でもありましたが、白山支所管内においても石川県の協力指導のもと、循環型林業への第一歩が始まりました。昨年秋には白山市内の「鴇ヶ谷県有林」において、皆伐と再造林を2.6ha実施しました。「鴇ヶ谷県有林」は急峻な地形に林齢80年生前後の大径スギが立木していることから、架線による集材を採用し、水平距離約300m、高低差約100mのダブルエンドレス式の林業架線仕様による全幹集材をすることにより、根曲り部~先端部までの搬出を行い、林地残材を極力無くす取組みによって、収益の増加や地拵・植栽の際に支障となる残材が少ないことにより、再造林のコスト縮減にも繋がりました。またスギ苗は活着がよく植栽労力を削減するポット苗を、集材機を再利用して苗を運搬することにも努め、再造林の作業コスト削減にも努めました。
 
 
鴇ヶ谷県有林 ドローンにて空撮
写真提供 ㈱ヨシカワ
 
   
 白山支所管内には、収穫期を迎えたスギの割合が30%を超えています
組合では、組合員さんの収穫期を迎えたスギを低コストで収穫し、再造林を行う、循環型林業の取組みも始めています。
ご相談は各支所までお問い合わせ下さい
 
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新年あけましておめでとうございます(2016年1月)

新年あけましておめでとうございます(2016年1月)
 
 時には冷え込む日もありますが、例年になく、春かと間違うような暖かい日が多い白山管内です。
(逆に油断していると、ここまで雪が降らなかった分、まとめて雪が降ってくるのではないかと不安を覚えます)
ですが、現場は違います。
今回は、暖冬といわれながらもしっかり雪化粧した現場を紹介したいと思います。
 
 
11月
11月
12月初旬
12月初旬
   
 右の写真は昨年12月の初旬に登った尾口地区鴇ケ谷ブナ林の光景です。平地ではもちろん雪が無いときに、現場に差し掛かるとそこは積雪50センチの世界。天候に恵まれ、晴れの中での作業でしたが、道の険しさから雪まみれになって駆け回ることに・・・長靴に侵入してくる雪に苦しみ、大変な思いをしながら登ることになりました。
(余談にはなりますが、年末、上司や知人に2015年一番大変だった現場はどこか?と聞かれるとこの鴇ケ谷ですと答えることが多いです
 
 
鴇ヶ谷から望む白山
   
 晴れていたこともあり、遠くに見える白山がはっきりと冠雪した綺麗な様子を写真に収めることができました。日常の生活ではなかなか見ることができない、このような風景に出会えることは、この仕事の魅力の一つではないかと考えています 
                         ( 記 松倉)
 
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キノコの季節となりました(2015.11)

キノコの季節となりました(2015.11)
 
 大雪に見舞われていた去年の今頃を思うと、今年はそれほど寒くないのではないかと期待しています
 それでも11月半ばともなると白山支所管内は寒くなってきて、そろそろ鍋が恋しい季節となりました。
鍋といえばキノコではないでしょうか?
 組合でもキノコの種駒の販売シーズンとなりました。
 今年は森産業・菌興どちらも500個入りが¥1,840-(税込)、1,000個入りが¥3,680-(税込)となります。しいたけ・ナメコとも同額です。ぜひお買い求めください
   
 また当支所でもナメコを栽培してみました。
写真は支所の横で一昨年ナメコの種駒を打って、寝かしておいたホダギ(原木に植菌したもの)です
   
 ある朝何気なく様子を見に行くとナメコが生えていました。
 去年自分も何本か原木に種駒を打ちましたが、まだそちらは残念ながら生えていませんでした。このような姿をみると来年は自分が種駒を打ったホダギから生えてこないか見るのが楽しみになってきました。
 
 今年も残るところあと一ヶ月。
 
  ナメコのホダギのような収穫が多い一年となるよう、日々の仕事にしっかりと取り組んで頑張っていこうと思う松倉でした。
                           (記:松倉)
 
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白山白川郷100kmウルトラマラソン(2015.9)

白山白川郷100kmウルトラマラソン(2015.9)
 
 
 9月13日(日)石川県と岐阜県を結ぶ、白山白川郷ホワイトロードをコースとする、ウルトラマラソンが開催されました。白山支所職員は、第1回目からのボランティア参加で、今回は最も標高の高いポイント、岐阜県境の三方岩駐車場が持ち場となりました。
   
 残念ながら、未明より雨が降り出し、三方岩付近では雨が上がったのはほんの一時で、気温も上がらず、薄着のランナーさんたちには寒さが堪えている様でした。私達は、飲み物やエネルギー補給のレーズンや梅干しなどを提供する係でしたが、気温が低いために体力の消耗が激しかったようで、コカコーラやホットコーヒーが予想外に盛況となりました。
 給水もそこそこに、タイムにこだわるランナー以外は、当地のおもてなし食材を味わったり、ホワイトロードの美しい風景を撮影したり、楽しんでいるようでした。

 
   
 1,200mもの高低差を走りぬく過酷な競技にチャレンジするという姿勢には尊敬!拍手!しかありません。
 100㎞マラソンはとてもとても無理ですが、なにかにチャレンジする気持ちは持っていたいなあと感じた一日となりました
 
 
 防寒着の上からスタッフTシャツを着ないといけないので、みんなコロコロです
   
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白山市尾口に、未利用材集積場を開設いたしました(2015.7)

白山市尾口に、未利用材集積場を開設いたしました(2015.7)
 
 かねてから白山管内の組合員さんにお知らせしておりました、未利用材の買い取りを白山管内でも6月より始めました
 那谷工場では以前より買い取りを行っておりますが、白山管内の組合員さんからは、もっと近くでなんとかならないのかとの要望に応え、白山市の協力のもと、旧瀬女高原スキー場の駐車場の一部をお借りした、利便性を高めた集積場です。
少しずつではありますが、買い取りや問い合わせが増えてきております。
 
未利用材の買い取りについて
 
 
 
   
※当集積場には重量測定器がない為、末口測定によるt換算となりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
   
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新緑の季節となりました。(2015.5)

新緑の季節となりました。(2015.5)
 
 今年も白山支所管内の山々の雪解けと同時に新芽が芽吹き始めました。
例年より多くの積雪がありましたが、白山より大切な水源(恵み)を提供いただけることに感謝し、これからも森林整備に努めて参ります。
   
 
 
新愛称となりました『白山白川郷ホワイトロード』
(旧 白山スーパー林道)料金所周辺
 
【残雪も多く前線開通はまだ先となりますが、
 一日でも早くの開通が待ち遠しいです。
 
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また、5月に人事異動がある当組合におきまして、白山支所でも職員の異動がありました。組合員さんには、慣れるまで多々ご不便をかけるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
 
 

チップ材の受入 開始いたします!

チップ材の受入 開始いたします!
 
 5月12日(火)、白山地区の林産組合長会議を開催いたしました。
当日の夜は、例年にない季節外れの台風の影響もあり、悪天候でしたが、たくさんの方に出席いただきました。
 
特に今回は、チップ材の受入開始の案内もいたしました
那谷工場での受入は開始しておりますが、白山支所管内からは距離がある為、白山尾口地区に6月から中間受入れ場を設置する準備を進めております。
 
白山支所の組合員の方々におかれましても、未利用の材が少しでも利活用され、地区の山・森林がきれいになるお手伝いができればと思います
詳しくは、白山支所(076-255-8930)までお問い合わせ下さい。
(きたむら) 
<<かが森林組合>> 〒923-0181 石川県小松市長谷町ヨ244番地 TEL:0761-46-1341 FAX:0761-46-1177