H29年度 白山支所

 

森林施業プランナー意見交換会に参加して(2018年3月)

森林施業プランナー意見交換会に参加して(2018年3月)
 
 2月22日、23日と福井県で行われた森林施業プランナー情報交換会に参加してきました。
情報交換会は主に北陸3県の森林組合の森林施業プランナーが集まり、1日目は福井県、三重県の実施取組の発表、2日目は小グループに分かれて、各自が森林経営計画を進めるうえで日頃感じている課題や問題点を討論し、発表するという内容で進行しました。
 
 
1日目 福井県取り組みの発表
 
 
研修会場最寄駅の福井駅の恐竜モニュメント
 
2月の豪雪が融けきれずまるで氷河期のようでした
   
 2日目の討論会で私のグループで議題に上がったのは、計画を立てようにも過疎化、不在村化によって境界どころか所有者が誰であるのかもわからない集約化が困難だという問題、森林整備計画を立てた場所が補助金の対象となる林齢を越えているため、補助を受けることが出来ない問題を議論しました。
私のグループで取り上げた議題は計画を立てる上で立ちふさがることが多く、またこれらの要因となることも地域によってはさまざまであるため、一概に解決できる策がないのも現状といえます。その上で計画立案者は、計画を立てる上で地域が抱える課題や問題点を調査、把握、森林所有者の要望や事業への意向を理解、地域との対話に根付いた提案をしていくことが重要であり、このことが解決の糸口となっていくのではないでしょうか。

 
 
   
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「平成30年豪雪」と言われるのかな・・・(2018年2月)

「平成30年豪雪」と言われるのかな・・・(2018年2月)
 
 2月5日からの大雪、大変でしたね。
市街地では想定外の雪の量に、道路の除雪が行き届かず、大渋滞を引き起こし、住宅地の細かい道路に至っては除雪車が入らず、車を出せなかったり、住民の手作業でしか雪をどかすしかなく、復旧するのに1週間以上を要したようですね。

 森林組合でも、職員が事務所までたどり着けなかったり、長時間かかったりという状況でした。

 『白山支所は大丈夫?』と心配されたのですが、白山麓では、その点『雪は毎年降るもの』であり、住宅地までしっかり除雪体制が整っているので、道路は通行に支障ありませんでした
 
 もちろん、量は町に比べて多いので、作業をして下さる業者さんは休憩もほとんど取れず、住民はこんもり積もった屋根雪おろしに追われました
 
 
(白山支所の近所の状況です)
   
 白山支所の事務所の屋根雪も高く積り、雨どいが凍結したのか、原因は不明ですが、一部雨漏りし、緊急事態にindecision
 雪かきがひと段落したと思ったら、今度は拭き掃除です
 
 小松支所、加賀支所の男性職員が応援に駆け付けてくれ、大勢で屋根雪を下しました
 
 
 
屋根は平たいですけど、国道がはるか下に見渡せて・・・気を付けて作業にかかります
   
 広い屋上の周囲をきれいにどけてくれ、これでしばらく様子見です。
 
 雪道で転倒してけがされた方がいたり、家屋が破損したり、道が渋滞で、物資がお店に届かなかったり、各所で被害がみられ、不便な思いをしました。お見舞い申し上げます。
 
 この被害を無駄にせず、来年からの雪への備えをしっかりするなど、今後の教訓として生かそうと感じました。
 
 
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架線集材にチャレンジ!!(2017年11月)

架線集材にチャレンジ!!(2017年11月)
 
 地元の要望で、伐採材の有効利用の為、出材依頼があり、当初は車両系林業機械(グラップル・プロセッサー+フォワーダー)による出材を検討していましたが、傾斜が急な点、耕地跡等を路網計画しなければならない点、いろいろと難題が続き、出材をあきらめかけていましたが、以前に鴇ケ谷地区で、架線集材を行ったことを参考にし、地権者と協議を行い、索道を利用した架線集材にチャレンジしました。
 
 
 
    
~架線で集材している様子~
   
 架線(索道)設置費用や、車両系(路網)林業機械よりも効率が悪いため、コストの面では、やはり負担が多くかかりますが、切捨てられた材を山へ放置せず、有効利用する点、曲りの多い部分もバイオマス燃料として出材することで、山の再生や循環・環境面でも多大な価値を得る事ができますenlightened
   

 今後は、もっと架線集材のノウハウも勉強し、地権者ならびに地域の方の要望に応えられる森林整備に取り組みますwink
                         (きたむら)
 
 
 
 
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白山開山1300年(2017年9月)

白山開山1300年(2017年9月)
 
 今年は白山開山1300年の記念すべき年
 平成28年度から白山支所に異動となり、白山登山に挑戦しようとしていましたが、なかなか機会に恵まれず期を逃してきました。
 せっかくなので、この記念すべき年に白山登山に挑戦しようenlightenedと思い立ち、このお盆に登山を決行してきました。
   
 朝5時始発のバスに乗り、登頂開始です。
お盆という時期と、開山1300年ということもあり、自分たち以外にも白山登頂を目指す人たちでにぎわっていました。

 
今回は日帰りでの登山。
白山から望む景色を楽しみつつ、駆け抜けてきました。
なんとか最終バスにギリギリ間に合う冷汗モノの下山でした・・・
   
 写真は、黒ボコ岩と呼ばれる岩から見下ろした景色です。
普段は自分のはるか天井にある雲が、真下に広がる光景はまさに絶景でした
 
皆様もぜひwink
 
 
 
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救急救命講習(2017年5月)

救急救命講習(2017年5月)
 
 山深くの林道では残雪が見られる場所もまだありますが、5月になり気温がぐっとあがってきた白山支所管内です。先日、冬の作業着で現場に登りましたが、かなり暑かったです。もう夏服が恋しい今日この頃です。
   
 少し前の話題になりますが、かが森林組合本所にてかがみどり会主催の救急救命講習が行われ、かがみどり会に所属する作業員、並びにかが森林組合職員が参加し、白山支所の職員も3名参加しました。
 講習では事故現場に遭遇してから救急車が来るまでの対応、AEDの使用方法、心臓マッサージの方法に取り組みました。
 講師をしてくださった消防の方によれば、救命法は年々変化しているらしく、近年では人工呼吸よりも心臓マッサージを行い続ける方が、脳に酸素を送り続けることが出来て助かる確率があがるとのことです。
   

 写真は本所に設置してあるAEDです。
 駅や学校、公共施設に設置してあることが多く、見かけることも多くなってきたのではないでしょうか?
 実際に人が倒れている状況に出くわしたときでは、パニックを起こしてAEDを使う余裕がないかもしれませんが、使用するとしないでは大きく生存率が変わるそうです。
 
 
 
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