令和4年度 白山支所

 

シイタケとナメコの植菌作業(令和5年3月)

シイタケとナメコの植菌作業(令和5年3月)
 
 今年もようやく冬が終わり、日中の寒さも和らぎ、鳥の鳴き声も春らしくなってきました。白山支所の桜はほんの少しつぼみが膨らんだくらいですが、今年の開花は例年より少し早そうです。
 
 さて今年も例年通り、原木シイタケとナメコの植菌作業の時期となりました。毎年ご予約いただく方や数年おきに来られる方など、皆さんそれぞれ試行錯誤をしながら栽培を楽しんでいるようです。
先日、チェンソーの修理に来られたお客様が、写真を見せてくれましたが、そこには丸々と太った見事なシイタケがありました。高価なフルーツを栽培するがごとく、一つ一つシートで包み、乾燥しないように大事に育てたそうです。焼きたてを醤油だけでいただいたその味は、「山のアワビ」と言ってもいいほどおいしかったそうですうらやましいかぎりですね。このページをご覧の皆さんも、「こんな立派なの出来た」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
 
 原木とホダギの販売はもうじき終了となります。また気温が上がってくると植菌作業もオフシーズンとなりますので、種ゴマをご希望の方はお早めにお問い合わせください。
皆さんのお越しをお待ちしております。
   
 
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緩衝帯整備事業(令和4年11月)

緩衝帯整備事業(令和4年11月)
 
 8月下旬から進めてきた緩衝帯整備事業が先月末に作業が完了しました。
作業が始まってから約2ヶ月ありましたが、施業面積が13haと広かったからかわかりませんが、この2ヶ月はあっという間に過ぎた印象です。
 
今回行った緩衝帯整備事業とは、里山と集落の間の広葉樹や人工林などの中の灌木や雑草を刈払いして見通しを良くすることで、イノシシやクマなどの潜める場所をなくし、集落に野生動物が出没することを抑制する事業です。
 
事業を行った現場は急傾斜地で足場が悪く、刈払い作業が大変な場所もありましたが、協力事業体の方に頑張っていただいたおかげで、写真のように綺麗に仕上がりました
 
 

着工前:灌木や草が生い茂り見通しがきいていない
 

着工後:灌木や雑草が刈払われ見通しがきいている
   
着工前よりも見通しがきくようになったので、これからは獣害被害が減ることが期待できます
作業はこれで完了ですが、これからも地元の方から要望があればそれに応えていきます。
 
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期待の星!?(令和4年7月)

期待の星!?(令和4年7月)
 
 梅雨明けが早かった割にどんよりした天気が続いていましたが、暑さが本格的に厳しくなってきました。山での作業や、庭・畑仕事の折に出くわす嫌な虫たちも増えてきています。
今回は森林組合購買で取り扱っている防虫関係の商品をご紹介します。
   
*パワー森林香  蚊取り線香の強力版で、煙の量がすごくリピーターも多いです。携帯防虫器に入れて作業ズボンの腰からぶら下げ、虫が寄ってくるのを防いでくれますyes

*ハチノック  殺虫スプレーですが、スプレー液が扇形というより直線的に集中して噴射されるので、威力が強く、ハチの巣を駆除するのに適しています。

*アスピブナン  蜂・蚊・蛇など毒虫に刺されてしまったとき、毒を吸い出す器具です。
 
 
そして、新しい商品をご紹介します。
 
   
 その名も「オニヤンマ君」見た目は、精巧に作られているオニヤンマです。
 
これが何なのかというと、蚊やブヨなどはオニヤンマを天敵とするそうです。なので、帽子や肩にオニヤンマが止まっているようにつけておくと、細かい嫌な虫が寄ってこないそうですenlightened
 
今、アウトドア、キャンプのブームによって、このオニヤンマもひそかなブームになっているようです。100円均一のお店でも取り扱われており、先日伺ったところ、完売で入荷未定といわれました!支所の職員の間でも、付けてみたい!という意見とほんとに効くのか?と怪しむ意見が半々ですが、私は是非一度試してみたいです!
 
皆さま、夏バテされないように、元気に夏をお過ごしください
 
   
                                         
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森林経営管理制度による森林整備を担当して(令和4年4月)

森林経営管理制度による森林整備を担当して(令和4年4月)
 
 国の森林環境譲与税を利用した森林経営管理制度が始まりました。当組合では、一昨年から白山市野地町の森林所有者さんとやり取りが始まりました。白山市からの委託を受け、所有林の管理について考えを伺うアンケートを取り、その内容を受けて野地町の森林管理方法を相談して案を作り、その後、令和2年度までに地区の森林経営管理を市に委託する集積計画が纏められました。

集積計画では、木材の出しやすい経済林で行う森林整備事業について、林業事業体が森林所有者さんに支払える還元力等を市が審査して再委託する事ができますが、今回、それを当組合で請負わせて頂きました。

 今年、森林整備事業を行った森林は10年程前に利用間伐を行った場所で、今回は2次間伐になるので木材の搬出路は開設されていましたが、熊剥ぎが目立つ林況でした
間伐する木はそうした木を中心に選ぶ事にしましたが、伐ってしまえば先が折れた木やクセのある木も切り株しか残りません。その為、林産組合長さんの協力も頂きながら、森林所有者さんに声をかけて木を見てもらったり、説明に伺う等、地道にみなさんの理解を求める事にしました。
 
そうしてこの冬、みなさんの賛成を頂いて作業に着手でき、3月までに5.2haの森林整備が完成しました
野地町は雪が多いところで、降ったら最後みたいなところもありましたが、協力事業体さんが頑張って下さいました。
 
   
 作業途中のいろいろな事が走馬灯のように思い出されます。
何かと苦労も多い事業ですが、まだ11ha残っていますfrown
雪が融けたら再開し、町と相談して考えている別の森林整備の計画があるので、今後も条件を整えながら利用間伐を進めていく事にしていますyes
   
 
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<<かが森林組合>> 〒923-0181 石川県小松市長谷町ヨ244番地 TEL:0761-46-1341 FAX:0761-46-1177